水がある限り金魚は泳ぐ

本と読書と映画とドラマ、そして雑文。

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2013年8月1日、炎天下のビジネス街にて。

 2013年8月1日、15時前。

 会社を抜け出し、昼からの健康診断を終えたばかりの頃。胃カメラがあったから朝食抜きの状況。早く何か食べたいがランチタイムを過ぎてるからどこの飲食店もいわば、準備中だった。手堅くそこそこの栄養を取りたかったので、駅前のスーパーのイートインコーナーを目指した。会社からは少しだけ遠のくが、栄養をとるのが先決だ。

 

 スーパーにたどり着くまでそう距離はないのに、やけに時間が感じられた。見慣れた店が全て準備中。看板さえ掲げていない店もある。最近出来たらしいインド料理店(たぶんカレー)の外国人のスタッフさんが店の前で打ち水をしているのを見かけた。もしかして営業してるかも?と思いながらも通り過ぎてしまったが、生まれた場所(多分インド)は、このくらいの暑さ平気なんだ(ただの思い込み)と国際的な気分になった。日本の飲食店の方は、きっと、夜の営業の準備か、夜の営業に向けて英気を養っているはず(さらに思い込み)。

 

 途中で、ケータイで電話するビジネスマン、アイスクリームを食べながら歩くビジネスマン、とにかく、歩くビジネスマンに遭遇する。素朴な疑問なのだが、汗を拭きながら歩くビジネスマンさんはいないもんだなーと思った。そもそも歩くビジネスマンさんの取引先のことも考えた。自社から近いから歩いているのか、取引先が固まっているから歩いているのか。車で移動しない理由はなんだろう?

 しっかりした足取りで歩く年配のご婦人の元気なお姿に敬意を払う。朝食抜きと寝不足を差し引いても、私の方が若いはずだ。

 

 それにしても暑い。

 めったにやらない朝食抜きも影響してるのか。しんどい。

 

 この時間、仕事中んの時もグルグル頭の中でいろんなことを考えるわけだが、暑さにやられている時も、グルグル何か考えてる自分が可笑しい。高校のとき、職業を長くやれば、人間は「(意識・肉体)改造」されるという話を聞いたことがある。よく覚えているのがひとつある。飛行機の客室乗務員さんは、お客様の嘔吐物をサラッと処理できるようになるらしい。個人差があるのを差し引いても、プロであるか否かの実証のひとつかも〜と思う。

 ちなみに私の場合は、やたらとキョロキョロして印刷物をみることと、指のタコか。誇れるほどのものでもないが、仕事を語る手になっている気がする。家族の場合は、よく通る「声」がそうかも知れない。

 

 なんとかスーパーにたどり着く。時間的に総菜売り場の商品もやや少なめになっている。すぐ食べるから、とハーフサイズの太巻きとサラダ2種類。飲みものも入れると、結構、高くついた。

 

 大阪のビジネス街を眺めながらの遅めのランチ。思いの外、イートインコーナーは混雑していた。私と同じように、健康診断終わりの会社員さんもいるかもしれない。勉強している方もいれば、軽いおしゃべりをされてる方も。スマホいじったり、漫画読んだり。ただ、みなさん、入れ替わり立ち替わりである。

 

 性懲りもなく、いろんなことを考える私である。

 

 みなさんは、どうしてここにいらっしゃるのだろう。

 そして、私は、みなさんの目に、どう、写っているだろう。

 

 歩きながらケータイで話しているビジネスマンさんは、もしかして、この間の震災の関係者さんで、親戚を気遣っているかもしれない。

 おしゃべりを楽しんでいる方は、そのおしゃべりで、メンタルが保たれるかもしれない。

 私の隣の男性は、私と同じく、健康診断帰りかも。

 きっと私は健康診断帰りには、見えてないだろうなー(わかるはずねえしw)。

 

 すごく抽象的だけど、「等しい」と思えた。

 いっしょに遅めのランチを食べてるのだ、炎天下のビジネス街を逃れて涼をとりながら一休みしてるんだ。

 

 さて、会社に戻らなくてはならないと席を立つ。まだ炎天下。テクテク歩くしかない。

 途中、コンビニで買った、凍ったペットボトルでホッペを冷やす。

 

 いや、暑いの何のって。@@

 

 

 

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