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水がある限り金魚は泳ぐ

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励ます側の言い分

雑文

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 昨日、励ます側にいた。

 客観的に言葉を探そうと努め、それでも熱くなり、熱くなりすぎないように気持ちを冷まそうに心がける。心に響きそうな論理を探す。

 励まされる側の方が切羽詰まっているイメージもあるが、ここで励ましておかないとズルズル泥沼に陥る可能性があるから、励ましたのが本音だ。

 

 スポーツの試合において、監督やコーチがタイムをとり、選手にアドバイスをするのも似たようなものだろうか。選手はプレイに精一杯で全体が見えていない。相手チームも含め試合全体を俯瞰できる位置にいるコーチは勝機を見いだし、それを、選手に伝え、最後に、それが実現可能であるように話しているはずだ。

 

 励ます側も励まされる側も、成功するかどうかはわからない。

 だが、励ます側は、このままだと試合に負ける可能がが高くなると判断して選手たちを励ますのである。

 選手よりも先に、敗者になる予感を感じ、そうならないように手を打つために。

 

 励ます側は励まされるよりも余裕に見えるかも知れない。だが、なんとか軌道修正ができないかと、思案し、言葉を選ぶ。

 

 この国は、いくつかの大きな震災に見舞われ、台風の被害も少なくない。そのうち一つは、直接的ではなくても、間近に感じたものでもある。

 励ますことしか出来ないときもある。だが、励ますのもまた、力の一つのハズだ。

 

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