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水がある限り金魚は泳ぐ

本と読書と映画とドラマ、そして雑文。

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報われなかったけれど、とても一途だった女性の物語

雑文 ネタ

今週のお題「名前」

 ドラマチック。

 私の名前にまつわる女性の人生はかなり激しい。

 家柄の良さや性格の激しさを思えば、映画の主人公にもなれる女性だ。演じるとしたら、ある程度の演技力のある女優さんになるだろうと思う。何せ、フルコースな感じで、運命に翻弄されまくる。

 

 ちょっとお遊び。

 舞台的な独白で彼女の人生を想像してみる。彼女について書かれている資料を斜め読みして組み立てた、フィクションである。

 

【若い頃】

「まさか私があの方と結婚できるなんて。もっと相応しい女性とされると思って諦めていたから天高く舞い上がってしまいそうなくらいだわ。いいの、利用されてるってわかってる。でも幸せになると決めたの」

 

【最初の悲劇】

「お父様のことは大好きだけど、私はあの方の命を救いたい。だから許して。罰なら私が受けます。お父様とあの方が憎み合うのはもう嫌なの」

 

【引き離されてからの孤独】

「ときどきね、浮かんでくるの。あの方の太陽のような笑顔が」

 

(その頃、浮気しまくってるらしい、あの方であるwwww)

 

【再会後の憎しみと愛情】

「不思議ね、再びあなたの妻になれたのに、昔と同じ気持ちにはなれないの。でもあなたを憎みながらもあなたのことばかり考えてる。今のあなたなら、女の方からあなたを求めてくるだろうに、私を手放さないのは、利用したいから?それとも?」

 

 

 そそ、彼女と私は全く違う。

 いちいち比べるのが面倒なくらい違う。

 

 私の名前にまつわるその女性の物語を知ったのは、高校生くらいだったと記憶している。両親はたぶん、知らずにつけてくれたのだろう、と今も思っている。

 

 実は。この名前を両親がつけてくれた理由は、とても素晴らしい女の子の名前がそうだったから、と聞いている。もちろん、その女の子は、前述の彼女ではない。両親が自分の目で見た女の子。その女の子のように、いい子に育って欲しい、という願いを込めてつけられた名前が、あの波乱の人生を送った女性と同じ名前だったわけである。

 

 私は、両親の名前をつけてくれた理由のエピソードと、実際のこの名前にまつわる話とのギャップが大好きである。彼女の波乱の生涯は、本当に報われなかったが、一途でスゴいかもーと思うし、両親自身が見たその女の子と同じように育ってほしいという願いを込めて名付けてくれたことに、感謝しか感じない。だから、ギャップごとまるっと、名前も含め、大好きなのである。^^