ホラー映画を盛り上げるTVショーの俳優たち
「スリザー」というホラー映画を観た。最初は、ときどきボケーと、B級を観たくなるのを満喫〜って程度でゆったり構えてたのだけど、主演の保安官役を観て「どっかで観たことあるなあ」と気になり始め、すぐ検索をしてみた。
「キャッスル」さんだー!!!!
我が家では、「キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き」を親しみを込めて「キャッスル」さんと呼ぶ。時間が空いたから「キャッスル」さん観ようてな感じ。
映画はすごくB級で、敵役さんの怪演もあって楽しく観れた。でも、ときどき脳内変換が起こり、作家の「キャッスル」さんが、保安官の服着てるー!!も連発。でもそれは映画の邪魔にはちっともなってなくて、映画を楽しくしてくれたのである。
「The Fog」は、ジョン・カーペンター監督作品のリメイク。主演のトム・ウェリングはシーズン10まで続いた「ヤング・スーパーマン」の主役。
まだまだある!
ゾンビ絡みでは「ドーン・オブ・ザ・デッド」@ザック・スナイダー監督。サラ・ポーリーとほのかに良い感じになる男性を演じるのが、ジェイク・ウェバー!。「ミディアム」でジョー・デュボアを演じていたあの方がゾンビと戦っておられた。
劇中の以下の台詞(原文ままではないです)に大爆笑。
「子供三人の子育てに自信があるけど、女運は悪いかな」
ゾンビになる前に自ら死を選んだ場面は、とても美しかった。
「スーパーナチュラル」の主演お二人も、ホラー映画で活躍されてるのは有名。
最後に、「ウォーキング・デッド 」の話を。
ちょっとうれしかったのは、ローリー・ホールデン の2013年サターン賞受賞。「ウォーキング・デッド 」のアンドレア役は、鮮烈だった。すばらしいな、と思える仕事が評価されるのは嬉しい。フランク・ダラボン監督の映画作品の常連さんぽい。
その反面、「ウォーキング・デッド」の主役アンドリュー・リンカーンが、同作とエミー賞との関係を、言葉を選びながらもホラー映画が「枠外」の扱いを受けてる現状に触れてるっぽい(やや個人的解釈の説明〜中身は下記のリンクをば)。「ウォーキング・デッド 」自身もホラージャンルを高みに上げる目的を持った作品だと言われている。加えて、アンドリュー・リンカーンのリック役も、とても繊細で惹きつけられる演技だと思う。
ホラー映画とTVショーの俳優の関係は前から知っていたけど、「スリザー」で改めて認識する。ホントにB級で楽しいホラーだった。ネイサン・フィリオンだからこそ、「キャッスル」さんが面白い部分があるのが、「スリザー」でわかった気がした。