水がある限り金魚は泳ぐ

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2013夏の選挙結果に。ねじれ国会が消えても議論は消すな!

 おおかたの予想通りの選挙の結果だった。

 私がこの夏、直接聞いたり観たりした選挙運動は、大阪の仕事場で府知事をしていた女性候補の名前連呼が一番多かった。ヨドバシカメラ近くでの演説は、候補者を把握するまでにはいかず、である。テレビでの演説を聞けた党もあった。あとは、緑色のかわいらしいマスコットのうちわを受け取ってしまったことか。裏面のデザイン(候補者がのってるほう)がイマイチだった気がする。

 いままでの選挙で記憶に残っている運動は二つ。生まれ育った小さな街のスーパーにて、大阪で有名な芸人さんが家族連れで有権者に挨拶をされていた。奥様が綺麗だったのが印象的。

 もひとつは、大阪駅で首相経験者さんの演説を生で聞いたこと。全部聞いたのに、途中で帰りたくなった。中身は言い訳ぽかった記憶がある。

 まー、とにかくさ、選挙を見聞きすることを忘れんようにせなーと思ってる。

 

 本日の会社の朝礼で、偉いさんが「ねじれ国会」じゃなくなったことの危惧をされていた。テレビでもその論調は少なくない気も。本当に急を要することは、シンプルに決議するシステムをつくればいいわけで、参議院が反対することに問題があるわけじゃなかろう、と素人考えで思ったりするのだが。

 

 困っている人を助けるためなら素早く。だがそれ以外は、議論を重ねてくれ。人それぞれの立場や考えが集まってその中から一番良い策を見つけ出す難しさという壁を乗り越えて、よりよい道を探して欲しいと、ひたすら願う。