雑文
aVinci Resolveという動画ソフトでモーショングラフィックを作ってみている。モチーフは聖徳太子で有名な「憲法十七条」。十七条憲法だと思っていたが、そうじゃないらしい。 2022年の3月くらいにサンプル動画をつくる機会があって、Imovieでという話だった…
「篤大夫、パリへ」 人が集まるところには勢力争いがる。 フランスなのかイギリスなのか、薩摩なのが幕府なのか。 志尊淳さん演じる杉浦愛蔵に元気だと言われるいつもの渋沢栄一、やっぱり、マイペースでパリでも節約生活を断行する。昭武の部屋をねぎろうと…
「篤太夫、青天の霹靂」 最初から腹を括っていたように見える慶喜さんは、将軍職を引き受ける条件とはいえないまでも、大鉈をふるう気満々である。この人は何気なく、「そーゆーことだったら好きにさせてもらうけど、それでよかったら引き受けるよん」的であ…
「勘定組頭渋沢篤太夫」 「信用経済」が始まった。貨幣の原型を説明する吉沢亮さんは相変わらず軽快に演じるし、吉沢さんの栄一と対する慶喜は、飄々として笑みを堪えているようだ。おしゃべりな栄一を子供時代に貼られたレッテルは青年時代にも発揮して、そ…
「一橋の懐」 今回の放送は、喜作と道が別れるところが描かれる。幼い頃からいつも一緒にいた栄一と喜作。その二人が道を違える。比較的史実に忠実に描かれるとされている作品だから、巡り巡って、盟友となるのだが、その時の喜作は、栄一と同じ風景を見てい…
明らかに暗闇に向かって階段を降りているような感じがするんだ。コロナ禍のこの国でウイルスは、想定内の変化をとげている。他の国の名前を変異株につけているけれども、あの階段の向こうで、この変異株は「日本株」と呼ばれているような気がする。 このウイ…
損得を考えようとしたら、立ち止まっていた。間違っているかもしれないと思うことにも疲れた。絶対にうまくいく方法を考えようとしていることに気づいて、それが無駄だということはわかった。 いくつかの課題の中、シンプルで現在進行形の命題は新型コロナウ…
ぐっさり、バッサリ斬られた気になって見続けたドラマである。 藤原竜也さんはわざとアップになって視聴者に訴える。その胡散くささ。アップの藤原竜也さんと、あの独特のイントネーション、アクション、表情があるようで無表情な感じ、整った顔に、整ってな…
たくさん言いたいけれど全部この一言に集約できる。 「人間は考える葦である」 人間はひとくきの葦にすぎない。自然のなかで最も弱いものである。だが、それは考える葦である。 彼をおしつぶすために、宇宙全体が武装するには及ばない。蒸気や一滴の水でも彼…
熱量のあるオーディション番組を見るのは楽しい。 誰もが名前を知るアーティストを輩出したオーディション番組を何度か観たことがある。必ず受かるだろう、と思う人材が、最後まで全力を出し切る姿と同時に、誰が受かるか、どいう興味もある。受かってほしい…
スーパーのレジの近くで、5枚198円のマスクが売られていた。メイドインチャイナ、「日本マスク工業会」のマークはない。デザインの少ない包装で、マスクの中身がよくわかる。どノーマルな「プリーツ型」。ちなみに、プリーツとは、洋服の折ひだのことで、衣…
どのニュース番組でも、ニュースに応じて専門家が登場する。だが、2020年、ここまで感染症に関連した専門家の方々のお顔を拝見したことがあっただろうか。 何人かの専門家の先生については、顔を名前が一致していたりする。毎日のようにお顔を拝見する方もい…
私の描いたスケッチがクライアントの一番偉い人までいって、OKもらったっていうお知らせがきた。対抗馬として、完成品のイラストが突如用意され、プレゼンのようなことになったらしく、なんとか乗り切り、採用になったということらしい。 デザインもそうだけ…
専門家ではないので書けないなと思うことがある。たいした影響力もないが、読んでもらうことを意識すると読む人の立場になれば書けないと考えることも。または言葉を選んで、相手を慮って、うまく話がつながらなくなる、のでは、ないか?と自問自答すること…
なかなか会いにいけないことに、ゆっくりしゃべれないことに、不安に感じることはないような気がする。 会えないことが思いを募らせることは本当にある。 何気ない一人の時間に考えることは、家族や友人のことだったりする。なかなか会えてない、電話この前…
M-1グランプリ2019オンエア直前のラジオで、優勝候補の3組を出演者さんたちがワチャワチャ良いながら話していた。最もな1枠は、敗者復活枠で、和牛、ミキ、アインシュタインといった魅力的なメンツからメキメキ腕を上げてきたメンバーまでに期待がかかるの…
あまりにも荒唐無稽と思える物語の中にある現実は、私たちが生きている現実とそう違わない、と思えるかどうか。そんなことを考えながら武藤 将吾さんの描くドラマを見ようと試みていた。 3年A組-今から皆さんは、人質です- ニッポンノワール-刑事Yの反乱- …
あれれ、なんだかお客さんが重いような・・。数年ぶりに最初から見始めた「M-1グランプリ2018」。今田さんと上戸さんが登場してから気づいて、見取り図さんの漫才が始まってからは確信になった。会場が重い。ついさっきまで、くまだまさしさんが前説やってい…
どうしたら上手くいくかを考えて動くと歯抜けのようなわだかまりが生まれてた。上手くいくようにするのと、満足を味わうのとは違う。そしてなんとか上手くいかせられても、疲れが残ることさえある。 かといって、満足を優先し、失敗の確率を増やして、本当に…
主観というものについて懐疑的になるのは間違ったことではない。寧ろ疑うべきだ、果たして自分で考えたかどうか。ただし手法としてである。他人の受け売りの部分に気づくことこそ、いつしか失ってしまった自分を取り戻すチャンスだ。 完全な客観性などは存在…
ペンタブレットでお絵かき3作めは、アメリカンフットボール。こんなん描けるのか、と思ってたけど積み重ねてると絵は出来てくるもんだ。失敗してもデジタルだから消していけるもんね。 ヘルメットの詳細が下絵の写真から読み取れず、資料を探して線を整理。…
コンビ二にもスーパーでも必ずといってもいいくらいインスタントラーメン売り場に置いてある「自社ブランド系カップ麺」。スーパーのライフの場合は「しょうゆヌードル78円」。ファミリーマートのカップ麺はは132円のシリーズがある。 正確に調べたわけじ…
私たちは既に、彼女に何かを託してきた。 だから、その延長上で考えてもいいのではないか、と思うのである。 小泉今日子さんのことである。 その延長上とは、歌やコラムや映画やドラマで見た彼女に、私たちは自分と重ね合わせていろんなことを考えてきた。彼…
今週のお題「ゲン担ぎ」 1月4日くらいだったかな、今年は、あまり出歩かなくなった父を車に乗せて、地元の神社に初詣。久しぶりだから四方八方をみて、父は思い出を語ってた。秋祭りの賑やかな土地柄、私もだんじりを思い出す。そして、お参りのあとは、半…
女流という言葉が残っているほど、その職業はまだ女性の数が少ない、という話を聞いたばかりである。広岡浅子さんの活躍を語る落語家さんは自ら、「我々の職業はまだ」と女性の落語家さんを女流という言葉でくくっていると言っていた。真っ先に浮かんだのは…
鍋の季節である。でもなかなか土鍋が出せない。というのは、材料を買えないからだ。白菜、大根が特に。 2018年1月27日土曜日のNHK、関西のニュースより。大阪の中央卸売市場の情報である。 特に深刻なのが葉物野菜です。 ▼九州や和歌山産などのダイコ…
この町で雪が降るのは珍しい。 22時を回って降り立った最寄駅、アーチ状の橋が歩きにくい。ゆっくり小さく歩こうかと思ったが、かかとからつま先へ重心移動しながらいつも通り歩くことにした。結構、普通に進む。自転車を押して進む人とすれちがう。 転ば…
いつもと同じように仕事してたら、ずっと前に返事しっぱなしの案件がいきなり戻ってきた。その案件は、最近仕事場から去った人が、私につなげてくれたもので、とてもややこしい案件でもあった。 その案件をどうやったらクリアできるか。 新しい人を探すしか…
戦争は突然起こる、という話を聞いたのは動画で観た「TED」の講演。ジャーナリストさんがご自分の体験を語っていたように思う。いつものようにショッピングをしていた大通りに、突然、轟音をたて、戦車がやってきた。日常はプツッと切れて、戦時下に早変わり…
脳は生まれてから思春期くらいで完成して、後は神経細胞が脱落していく。良くないタンパク質とかがくっついてダメになるらしいんだけど、ともかく、加齢による現象は避けようがないと考えるしかない。 脳は謎だらけ。でも、最近はいろんな研究者が、脳はあな…