水がある限り金魚は泳ぐ

本と読書と映画とドラマ、そして雑文。

愉しむの事変〜DaVinci Resolveでモーショングラフィックス

youtu.be クリーピーナッツさんの「のびしろ」を 頭の中でガンガンならしながらのマイペースなモーショングラフィックスです。 もっと細かいところに気を使わないといけないのだけど、 まだ余裕がないままに作成しております。 なにか、届けられたらいいなあ…

憲法十七条その17【第十六条】民を使ふに時を以てするは古の良典なり〜モーション試作品

youtu.be やっと 16条。 新しいことには取り組んではボツにして、はやいペースで量をつくるはずが時間がかかってしまった。 途中で、新しい方法を発見しては取り込むことができない技量のなさにくやしさを感じることもあった。また別の意味で同じように、新…

憲法十七条その14【第十三条】諸の官に任せる者同じく職掌を知れ〜モーション試作品

独学でモーショングラフィックスの経験値つむためにやってます。 なんとなく飽きずに楽しんでもらうことだけはやりぬくつもりで構成してるが反省点はたくさんあります。いつか、治すからね。 youtu.be 自転車音のような効果音が案外ピタリときたかもと。 ー…

憲法十七条その12【第十一条】明かに功過を察して賞罸必ず當てよ〜モーション試作品

聖徳太子の憲法 17条の十一条。ちゃんとほめたり罰したりしようね、ということだと解釈してつくってます。 youtu.be Fusionで作っていたマスクトランジションが編集でできるようにされている。さりとてFusionの考え方があってこそなので、勉強はやめないでお…

憲法十七条【第十条】忿を絶ち瞋を棄て人の違ふを怒らざれ〜モーション試作品

憲法十七条【第十条】です。やっとここまで。わりと楽しく作れました。 内容にそった表現を試す。 youtu.be 内容は下記参照。 聖徳太子「十七条憲法」を徹底解説。現代語訳を読んでみたい! | 和樂web 日本文化の入り口マガジン 他の動画は下記でみれます。…

ひまわりの向こう 〜リアルムービーとモーショングラフィックス

憲法十七条シリーズ動画の合間に別のベクトルで動画をつくってみる。動画制作の経験値上げ用の動画ですが、ここまででなく、もっと違うところへいこうとする想いを込めた。 youtu.be davinciresolve はレンダリングしながら進めて、だんだん軽くなる感触があ…

憲法十七条【第九条】信は是れ義の本なり事每に信あれ〜選挙前だなと思いつつのモーショングラフィックス

聖徳太子で有名な「憲法十七条」をモーショングラフィックスにしている。今回第9条にして、30秒に挑戦してみた。あ、 選挙前にして、重き言葉がめぐってきた。文字の大小や改行を考えるときにおのずと意味を考えるが、途中から「あ、これ、大事やん」と気づ…

古代の憲法をモーショングラフィックスで表現してみる。〜聖徳太子 憲法十七条

aVinci Resolveという動画ソフトでモーショングラフィックを作ってみている。モチーフは聖徳太子で有名な「憲法十七条」。十七条憲法だと思っていたが、そうじゃないらしい。 2022年の3月くらいにサンプル動画をつくる機会があって、Imovieでという話だった…

「青天を衝け」〜輝きすぎて手をつけられない

「篤大夫、パリへ」 人が集まるところには勢力争いがる。 フランスなのかイギリスなのか、薩摩なのが幕府なのか。 志尊淳さん演じる杉浦愛蔵に元気だと言われるいつもの渋沢栄一、やっぱり、マイペースでパリでも節約生活を断行する。昭武の部屋をねぎろうと…

「青天を衝け」〜結局は立ち位置を固めることから

「篤太夫、青天の霹靂」 最初から腹を括っていたように見える慶喜さんは、将軍職を引き受ける条件とはいえないまでも、大鉈をふるう気満々である。この人は何気なく、「そーゆーことだったら好きにさせてもらうけど、それでよかったら引き受けるよん」的であ…

「青天を衝け」〜続ける工夫、終わらせない決意

「勘定組頭渋沢篤太夫」 「信用経済」が始まった。貨幣の原型を説明する吉沢亮さんは相変わらず軽快に演じるし、吉沢さんの栄一と対する慶喜は、飄々として笑みを堪えているようだ。おしゃべりな栄一を子供時代に貼られたレッテルは青年時代にも発揮して、そ…

「青天を衝け」〜ゴールは同じでも風景が違う道がある

「一橋の懐」 今回の放送は、喜作と道が別れるところが描かれる。幼い頃からいつも一緒にいた栄一と喜作。その二人が道を違える。比較的史実に忠実に描かれるとされている作品だから、巡り巡って、盟友となるのだが、その時の喜作は、栄一と同じ風景を見てい…

コロナ禍の道すがら〜暗闇の近くでもやもや

明らかに暗闇に向かって階段を降りているような感じがするんだ。コロナ禍のこの国でウイルスは、想定内の変化をとげている。他の国の名前を変異株につけているけれども、あの階段の向こうで、この変異株は「日本株」と呼ばれているような気がする。 このウイ…

私の基準

損得を考えようとしたら、立ち止まっていた。間違っているかもしれないと思うことにも疲れた。絶対にうまくいく方法を考えようとしていることに気づいて、それが無駄だということはわかった。 いくつかの課題の中、シンプルで現在進行形の命題は新型コロナウ…

『新しい王様』〜テレビの外にあるテレビをお手玉にした視聴者への刃

ぐっさり、バッサリ斬られた気になって見続けたドラマである。 藤原竜也さんはわざとアップになって視聴者に訴える。その胡散くささ。アップの藤原竜也さんと、あの独特のイントネーション、アクション、表情があるようで無表情な感じ、整った顔に、整ってな…

『ここは今から倫理です』〜人間は考える葦である

たくさん言いたいけれど全部この一言に集約できる。 「人間は考える葦である」 人間はひとくきの葦にすぎない。自然のなかで最も弱いものである。だが、それは考える葦である。 彼をおしつぶすために、宇宙全体が武装するには及ばない。蒸気や一滴の水でも彼…

『エクソダス 神と王』〜将軍から良き夫。人生には割合がある

難しい映画だと思う。 いろいろな違和感が頭をよぎる。専門的な部分はどうなのかという指摘があるだろうし、それは至極当然のことだとも思う。自分の生まれ育った国、宗教、慣習などを正確に捉えてない作品はあるものだし、時に、日本とは言い難い日本も何度…

お描き徒然

久しぶりのお描き。やりたいことを終えて、客観的に見るためアップしてみる。後ろのバックは、キャラクターの設定をイメージするためにフリー素材を入れた。トリミングにはこだわる。ピンクのペットちゃんは、「ピチ丸」と名付けられている(名付け親は私で…

オーディションには応援する機能がついていた〜NiZi Project 感想文

熱量のあるオーディション番組を見るのは楽しい。 誰もが名前を知るアーティストを輩出したオーディション番組を何度か観たことがある。必ず受かるだろう、と思う人材が、最後まで全力を出し切る姿と同時に、誰が受かるか、どいう興味もある。受かってほしい…

「それでも夜は明ける」〜痛みと理不尽の世界に未来はない

1861年から1865年にかけてアメリカで起こった南北戦争。それ以前、1841年にワシントンD.C.で誘拐され奴隷として売られたソロモン・ノーサップの体験記がベース。 「PLAN B」の名前がオープニングにあったことから、ブラット・ピットが所有する映画制作会社が…

コロナ禍の道すがら 〜現在地からマスクのある風景を眺めみる

スーパーのレジの近くで、5枚198円のマスクが売られていた。メイドインチャイナ、「日本マスク工業会」のマークはない。デザインの少ない包装で、マスクの中身がよくわかる。どノーマルな「プリーツ型」。ちなみに、プリーツとは、洋服の折ひだのことで、衣…

感染症専門家の話がメディアから消える日

どのニュース番組でも、ニュースに応じて専門家が登場する。だが、2020年、ここまで感染症に関連した専門家の方々のお顔を拝見したことがあっただろうか。 何人かの専門家の先生については、顔を名前が一致していたりする。毎日のようにお顔を拝見する方もい…

「こんな感じ」という正解探し〜スケッチワークから

私の描いたスケッチがクライアントの一番偉い人までいって、OKもらったっていうお知らせがきた。対抗馬として、完成品のイラストが突如用意され、プレゼンのようなことになったらしく、なんとか乗り切り、採用になったということらしい。 デザインもそうだけ…

書きにくい、やりにくい

専門家ではないので書けないなと思うことがある。たいした影響力もないが、読んでもらうことを意識すると読む人の立場になれば書けないと考えることも。または言葉を選んで、相手を慮って、うまく話がつながらなくなる、のでは、ないか?と自問自答すること…

「ゴールデンスランバー」〜逃走劇とギリギリのライン

事の始まりは、ギリギリのところで踏みとどまった友人の死。そのとき、画面は逃走劇が最高に面白くなるカメラワークになる。テープが切れた、ファンファーレがなった、主人公の人生が切り替わる、瞬間。位置がわかる、爆破がわかる、敵がわかる、組織が見え…

「グッド・ドクター」〜信じる方法が詰まった作品

2013年に韓国で放送された作品である。2012年、日本でも中居正広主演で「ATARU 」が放送されている。医療と事件解決、方向性は違うが主人公の設定がサヴァン症候群である。チュウォンと中居正広、二人の仕草の中に役作りに対する真摯な姿勢が伺える。目の動…

「ぼくらの」 〜勇気にかえるための、濃縮された生命の歴史

まだ幼い子供たちが、戦うたびに散っていく、毎回毎回の辛く切ない物語は、何もかも解決した最終回につながっていく。 理由もわからず、アニメのヒーローのように戦い散っていった最初の子供から、葛藤して戦い葛藤しながら逃げ出し、諦観し、意義を見つけ、…

「ALONE アローン」〜手探りでどうやって生きるのか。

一面の砂砂砂。 地雷が埋まっているのはわかっていても、 どこに埋まっているかはわからない。 先を後ろ向きに歩いていた相棒は、足を吹きとばされた。のちに彼は死んで、ひとりぼっちになった兵士は、片足を、固定したまま動けなくなっていた。カシャ。地雷…

そっぽを向いていても、想いはちゃんと募るんだ 

なかなか会いにいけないことに、ゆっくりしゃべれないことに、不安に感じることはないような気がする。 会えないことが思いを募らせることは本当にある。 何気ない一人の時間に考えることは、家族や友人のことだったりする。なかなか会えてない、電話この前…

貯めていたものが未来を決める~漫才師という荒野に歩き出すミルクボーイ考

M-1グランプリ2019オンエア直前のラジオで、優勝候補の3組を出演者さんたちがワチャワチャ良いながら話していた。最もな1枠は、敗者復活枠で、和牛、ミキ、アインシュタインといった魅力的なメンツからメキメキ腕を上げてきたメンバーまでに期待がかかるの…